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Docker Airgap の使い方

Docker Airgap とは？​

Docker を利用し軽量な Ubuntu 環境を全自動で構築します

  1. Docker Airgap は Windows / macOS / Linux いずれの環境でも同様の操作性を提供します
  2. cardano-cli、cardano-signer コマンドが標準で付属します
  3. 各コマンドを簡単に扱うためのツール ctool というツールが付属しています
    • ctool は gtool と連携しエアギャップでの作業効率を向上させます

ctool とは？​

SJGTool (gtool) と組み合わせて使用することでエアギャップでの作業効率を向上させます

エアギャップの共有ディレクトリから cnode ディレクトリにファイルを自動的にコピーをおこなったり、 cnode ディレクトリから共有ディレクトリにファイルを自動的にコピーするなど、 一手間二手間をを補完する事で作業効率をアップさせます。

出金トランザクション送信例​

動作環境​

  • Windows
  • macOS (Intel / Apple Silicon)
  • Linux

GitHub リポジトリ​

https://github.com/spo-kissa/cardano-airgap

Docker Airgap をダウンロードする​

GitHub Releases ページから環境に応じたファイルをダウンロードします。

airgap-xx.x.x.x-win.zip

Docker Airgap を初期設定する​

  1. C ドライブ直下に Cardano ディレクトリを作成します

  2. Cardano ディレクトリ内に先ほどダウンロードした ZIP ファイルをコピーまたは移動します

  3. ZIP ファイルを右クリックし、メニューから 全て展開... を選択します

  1. 圧縮(ZIP形式)フォルダーの展開 ダイアログで展開先を C:\Cardano にし 展開 を選択します

  1. C:\Cardano ディレクトリ内に airgap ディレクトリが作成されている事を確認します

  1. airgap ディレクトリの名称を airgap-ticker に変更します

  2. airgap-ticker ディレクトリを右クリックし ターミナルで開く を選択します

  1. ターミナルで以下のコマンドを実行します
.\start.bat
  1. ターミナルのプロンプトが緑色で cardano@xxxxxxxxxxxx:~$ と表示されれば、初期設定は完了です

※ xxxxxxxxxxxx の部分はランダムに設定されます

Docker Airgap の共有フォルダ​

Docker Airgap では直接ネットワークには繋がらないように設定されています

Docker Airgap の /mnt/share/ ディレクトリと Windows の airgap-ticker\share\ ディレクトリが共有ディレクトリとなり、ファイルやフォルダのやり取りが可能です

Docker Airgap の終了のしかた​

  1. Docker Airgap のプロンプトで exit コマンドを実行しログアウトします
  1. ターミナルで exit を実行しターミナル画面を閉じます